2014年4月21日月曜日

バックドラフト

夢を見た



病院のような   白いような   グレーのような


殺風景な   建物の部屋の中にいる



窓を開けて   ベランダを見ると


それは私の部屋のベランダで


たくさんの猫たちが   猫にしては巨大な動物たちが


所狭しと   埋め尽くしている


外に出られない   邪魔で仕方ない





その内   10kgのお米ぐらいありそうな


大きな猫を


ベランダから   放り投げた


猫は驚いたけど   やはりそこは猫


くるりんぱと   宙返りして


見事に着地した




けれどそこには   熊本出身の芸人が


痩せ細った   みすぼらしい姿で


仲間と遊んでいて


その芸人は   第一線で活躍する


売れっ子なのに


頭の真後ろ   後頭部の髪の毛が


抜け落ちていて


ぼろぼろの服を着ていた



そして   猫が落ちてくるの見て


その猫をボールにして


仲間同士で   蹴鞠を始めた




熊本といえば   熊襲


猫はもしかしたら   犬だったのかもしれない





部屋の中に戻ると   薄暗い  グレーの部屋の中で


男の人が乾杯のために   お酒を注いでいた


それはお酒にみえた   石油だったから


私はそれが燃える予感がして


止めた方がいいと想ったんだけど


みなが回し始めるから


私だけ部屋の外に   逃げた





手術室のような   大きな扉を閉めると   


背中越しに   バックドラフトのように


部屋の中に   火が回って   燃え上がって   


爆発した


爆風が勢いよく   扉に向かって   襲ってきた


私は背中から押し出されて


病院のような   殺風景な建物の通路を


左に曲がって   炎を避けた


そこには   病院の売店のようなものがあって


男性が一人座っていた




すごかったですね   あの爆発


そう話しかけたら   男の人は力なく頷いて


夢は消えた









目が覚めた後
あのたくさんの猫たちは
猫だけど犬でもある
そんな気がした

夢殿を護っているのは犬というけれど
案外猫だってその可能性あるよね

ピラミッドを守るスフィンクスが
インドでは虎  中国で虎が犬になって
日本に来て  神社の狛犬になったという


つまり本当は猫なんじゃないの?
夢殿の番犬は

番犬って書くと犬だけど
つまり門番は犬で
家を護っているのは猫で


夢殿の入り口には犬が番犬としているけれど
奥の方で夢殿の中で夢殿を護っているのは



家でもそうだよね
庭に居て門の近くで外を見張っているのは犬で
家の中から窓越しに外を眺めているのが猫


猫が犬を嫌うのは
家の中に犬が入られるのを嫌うようなもので
最近の小犬カルチャーは
猫の領分を犯している



私が夢の中で猫を外に出したとき
熊本出身の芸人がその猫で蹴鞠を始めたのは
南九州の隼人族の南匈奴国が「犬の国」という意味で
朝廷の儀式で犬の鳴きまねをさせられた
という記憶を想いだした


邪馬台国と大和国?



私があのベランダの猫たちが犬かもしれないと想ったのは

熊本出身の芸人=隼人族=犬の国
蹴鞠=宮廷の遊び=隼人族の犬の鳴き真似

って感じで重なったから



この2,30年ほど猫の領分の夢殿の中まで
犬が小犬になって入って来ている

キャンキャン喚く落ち着きのない小犬は
夢殿の中に張り巡らされた想念の網を
ガブガブ噛り付いてしまうから
夢殿の崩壊と家庭内の小犬文化の流行は
ちょうどシンクロして進んでいる


犬は猫のテリトリーがわかっていないのよね



意味深な夢のようではなかったけれど
部屋が映画「バックドラフト」みたいに
爆発して燃え盛る様子がすごく鮮明で
あまりにもリアルで
とても個人的な夢には想えなかった・・・




実は最近身内の結婚式がありまして
結構派手にやるみたいなので気が進まなかったのですが
まるで天岩戸に隠れていたアマテラスが
外の宴会に誘われて表に出てくるエピソードっぽくて
月食の前にそんなオカルトもアリかなと想いながら
まあ兄弟の結婚式ですから
有無を言わさず
こちらに選択の余地などないわけです



あまり私は実生活で想念とかよくわからないんですけど
弟が花嫁に誓いのキスをしたときに
弟にあったコードが  花嫁にグイと移動するのが
はっきりとわかったんですね

感覚的にはっきりと
まるで手を引かれたかのように
引っ張られた感じがして

なぜそんな感覚が自分に起きたのかというと
多分私がそれを見たことによって
全員の前でそれをすることによって
母親や姉や家族の女のコードが
彼女に引き継がれたのではないかなと


そして式の翌日からしばらく
ちょうど火星が地球に接近した頃
満月の赤い月食が起きた頃

私は背中にもの凄く熱いものを感じて
自律神経失調症というかパニック障害というか
ちょっとヤバい状態になったのです

まるで背中に火が走るような
その火が脳天まで焼き尽くすような感覚が走って
オカルトなのか個人的な感情のせいなのか
よくわからなかった

ところが一週間経ってみて   この夢を見たら
何事もなくけろっとしてしまって
気持ちいいくらいすっきりして
ようやくあの事態がなんなのか  見えてきた



夢の中でガソリンの入った杯から逃げたのは
披露宴で私が相手方の親族からの
お酒を遠慮したことを意味していて


現実で私が式の後に感じた
背中が焼けるような感覚は
夢の中で扉を背にして
部屋の中が燃え盛るシーンとなって現れた

背中が焼けるというのは
後ろの護りが焼けるという意味で
私の護りが相手方のお酒によって
焼けつくされたという暗示なんだけど

炎の中にいるのは   彼らの方で
私は外に逃げている



拡大解釈すると
夢殿の中から猫が追い出されて
火が回り始めた


それは4月のこの時期
数々の天体ショーがそれを告げている


夢を見たのは
火星の地球接近と
満月の月食  赤い月が上って数日後

そしてグランドクロス真っ最中


火星の火と赤い月は
夢殿の中が燃えるイメージとなって
現れたのかもしれない


バックドラフトは部屋の中で炎が回る現象
部屋のインテリアをすべて焼き尽くす
私の夢は私の部屋が焼かれたから
私の背中が焼けるように熱かったのかも?

でも部屋の中はもともとがらんどうで
何もなかったけどね


相手方は藤の名がつくよくある名前で
燃え盛る部屋の中に彼らがいたのは
まるで大宴会が始まるかのようだった


夢殿の部屋の中では炎の大宴会
その外ではみすぼらしい隼人族
原住民の系譜が遊んでいる
内と外の差がすごい


夢殿を護っていた猫たちは
すでに家の中にいなかった
ベランダに出て待機していた
そして彼らの下へ逃してやった



熊本出身の芸人は
くりぃ○の○田で
後ろの髪の毛がごっそり無くなっていたのは
後ろの護りのコードが抜け落ちたという暗示?

実はこのコンビはDNA検査を受けていて
日本人に多いD系統ではない大陸由来の
O系統なんですよね

ちょっとそれも引っかかっているのかも


有名人のハプログループ
Y染色体(父系)による系統分析






夢殿の中心にいる系譜ほど猫を好み
夢殿を護らせている系譜
支えさせている系譜は  犬をあてがわれる



猫が渡来人と一緒にやって来たように
夢殿と一緒にやって来たように
夢殿を作るには猫が必要で


犬には夢殿は作れない

犬は夢殿を護らせるか
破壊するか
そのどちらか


猫が作り上げたテリトリー
夢殿は  犬が入って来ると
あっさりと崩壊する
だから猫は犬を毛嫌いする


だから日本では犬を持ち上げて
虎が狛犬になって神社の外を護らせた

終わりの時期
犬は夢殿を破壊する

犬をあてがわれた系譜が
犬のようにこき使われた養分たちが
猫を手にしたとき
夢殿の内外の系譜が入れ替わる