2012年9月17日月曜日

孵化する卵

下町の人が   スカイツリーの経済効果を期待して喜んでいるのは


本当は


厄払いができることを喜んでいて


水辺が多いこの地域は   怨霊さんが現れやすくて


たくさん留まっている




上野発の夜行列車降りたときから~~~~♪



上野は東北への玄関口として   ずっと


東北と東京   信越と東京を結び


東日本のエネルギーが   真っ先に東京へ流入される場所


私は学生の頃   この周辺が大好きで


それは上野のアメ横や   不忍池   下町情緒   人情に


とても憧れていて   下町散策をしたりして


いつか下宿したいとさえ   想ったものだ




不忍池

縄文時代ごろ、この辺り一帯は東京湾の入り江であった。その後海岸線の後退とともに取り残されて、紀元数世紀ごろに池になったと考えられる。

1625年、江戸幕府は、西の比叡山延暦寺に対応させ、この地に寛永寺を建立した。開祖である慈眼大師・天海は、不忍池を琵琶湖に見立て、竹生島になぞらえ弁天島(中之島)を築かせ、そこに弁天堂を作った。





上野が東北への玄関口になったのは


不忍池があって   それは琵琶湖を模していて   


京の都の繁栄を   付け替える場所でもあって


ここら辺は不忍池が   エネルギータンクとなり


ガソリンスタンドのようになっていたわけだ





このエリアのすぐ西   南寄りの方には


東京ドームがあって   ドームのあの丸みは


夢の中で見た   この地で甦る魂の様子と


よく似ていて   ドームが光を放って


卵のように孵化して   やがてそこから甦る巨人が出てきたのだ



こればたかが夢の話だから


記憶を全部繋げただけじゃない?


漫画の読みすぎ   AKIRAのせいじゃない?


そう言われたら   ぐうの音も出ない・・・




私にはもう   東京ドームが   やがて孵化する卵のようにしか見えなくて


そういえば東京ドームは   ビッグエッグと呼ばれていたことを


改めて知るのだ



なんだがバカバカしいけど   ビッグエッグを   ホームグラウンドにする野球チームが   


巨人・・・って今気が付いた  (-_-;)


なんかもう・・・どうしよう   


これまで書いてきたことのオチがこれだったらwww






なんであそこに卵を置いたんだろう


いつか甦ることを示して


巨人の卵はもう孵化していて


なのにそれを誰も   恐れていないのは


彼らはすぐそばに卵があることを


すっかり忘れているから




ロンドンオリンピックの開会式でやっていた


巨大な赤ん坊が出てきたショーは


巨人がもう   ベビーがもう


生まれつつあることを   示しているのかもしれない





夢で見た   中心は上野   上野駅


だけど夢に出てきた住人達は   


上野の力を操っているのは


上野の東にある   隅田川までの


浅草の人たち


私が夢で見たエリアは   上野を軸としているけど


地図を見ればわかるように   そのほとんどは浅草だった


そしてここの住人が


潜在的に   この地のエネルギーの継承者であり


操縦者でもあった




下町の人は   ここの人たちは


貧しいようで貧しくはない


そういう体をしているけど


ここにはエネルギーがたくさん集まってくる場所


その力で


浅草の演芸  芸能が賑わった


当時はまだ   芸能とストリップ小屋は   商業劇場として


居を共にしていて


多くのスターを輩出して


現在の芸能界の起点となったとも言える





ふと


この地の生れである芸人が


長年   この世界で莫大な人気と収入を得


一方で   目も当てられないような暴力映画で


世界的に高い評価を得ているのは


この地で起こった過去の記憶が   呼びさまされるからだろうか


それは征服者にとって  


血沸き肉躍る   過去を彷彿とさせるのかもしれなく


スペイン人がトマト祭りに熱狂するように


侵略者の血は   潜在的に


あの狂気を忘れることができない


そしてその狂気を表現することで


それは想念の世界に脅しをかけていて


未だに見えない世界の虐げられた魂たちに


恐怖を呼び起こし


彼らの末裔たちに


再び悲劇が訪れないよう   祟ることもできずに


ただ静かに佇んでいる様子が


なんとなく想い起されるのだ





そういえば


私はテレビの懐かしの映像で


きんちゃんが二郎さんに


飛び蹴りして突っ込むコントを見たシーンを


なぜか今でも覚えていて


いくら昔のコントとはいえ   


その暴力的な突っ込みに


一種の狂気を感じて   戦後は戦争時の狂気を引きずって


当時はそれで笑いを取っていたのかもしれないけど


いわゆるいい人と言われている人の別の側面を


垣間見た気がして   両親に訴えても理解してもらえず


未だに忘れることができないでいる





子供の時から   寅さんの映画を観ていた(観させられていた)から


寅さんのことには興味があって


ストリッパーさんたちに養われていた彼は


三枚目だけれども   若い時は二枚目だった


雰囲気がきりっとしていた   と聞いたことがあって


モノクロの   デビュー当時の映像を


一瞬観たことがあるけど


それはどうしても   任侠者の   鋭い風情にしか見えなかった


考えてみたら   国民的映画になった寅さんも


初期のころは   テキヤのやくざ者として


映画の中で   激しいけんかを繰り返していた


後期はまるで   仙人のように   拝まれたりしていたらしいけど


私はなぜか


浅草芸人の狂気を   大スターとなった彼らの別の顔に


違和感を抱えていて


芸人というのは   そういうものが乗り移りやすく


浅草とは関係ないかもしれないけど


なぜかこの地が最も繁栄したのは


東北からやって来た多くの若者が   上野駅に降り立って


下町の工場に集団就職した時期と重なることを


想い起させるのだ





ついでに想い出したけれど


夢で見た住民たちの姿は


主婦のようで


どことなく   サザエさんを想い出したのは


作者の名前が「町子」といって   下町を想わせるせいかもしれない


このホームアニメが長く続いているのも


海の名前をもつ家族のせいかもしれないけど


夢の中で見た住民たちに   私は


偽善   欺瞞しか感じられず


それを子供向けアニメとリンクさせるのは


複雑な気分になってしまう




上野周辺

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