2012年7月24日火曜日

砂漠の枯れ木に花が咲く

こんな夢を見た




最近昔のことを想い出して


やっぱりおかしいと想って   取り返しを念じたら


同じ人物が   まるで許しを請うように


とてもいい人になって


二度も夢に出てきた



でも一度目の夢を見た後


起き上がれないほどぐったりしたので


ああ   あの夢は   やっぱり偽りだったんだと気づいたから


今回もまた登場して   私の隣に張り付いてきたけど


私は決して心を許さなかった



そんな時


枯れ木と   石ころと砂が   


私の前に現れた



枯れ木は   扇の大きさしかなくて


枯れ木というより


乾燥した土地   大陸にあるブッシュのような感じだった


扇のような枯れ木と   石と砂を手にして


その木の幹に   会いたい人の名前を彫ったら


扇が割れて


二本の樹の間から


その人が現れたので


私は敵から   離れることができた




次の夢



夜中の4時頃   まだ外は暗く


明け方には早い時間


なぜか   黒人の赤ん坊が起きてしまったので


私はダイニングテーブルに座らせて


赤ん坊にコップでお水を上げた


ミルクを上げるために


ミルクの適温に悩んでいると


赤ん坊は暇そうにしていたので


テーブルの上にあった携帯を


貸してあげた



なぜか赤ん坊は   携帯ほどの大きさしかなっくて


私はメールをいじられないかと


ひやひやしてたけど


気づいたら赤ん坊は


暗い部屋で   テレビのリモコンをいじりながら


白い画面を見ていた


白いオムツをしていた赤ん坊は


今度はもう大きくなって


ジャクソン5のマイケルのような


美しい顔立ちに   首までかかった


ドレッドヘアを垂らして


グリーンのチェックのシャツに   ベージュのベストとチノパンを履いて


少年となった彼は


とても理知的で   美しかった









月面着陸月の植物?
NASAのミス?月の表面に植物が・・・。この写真を最近見たせいか、夢の中の枯れ木はこれに幹がある感じ。
砂漠や大陸の乾いた土地にはこの手の植物がたくさん生えている



夢を見たのは、新月の晩だった。
夢の中に出てきた枯れ木から、数日前に公園で見たのを想い出した。
むせ返るような新緑の季節.。公園内の通路沿いに、他の木々がうっそうと緑の葉を付けているのに、同じようにそびえ立つその木は、葉もなく枝もなくひとり茶色の幹をむき出しにしていた

なんであんな日当たりのいい場所に生えている木が枯れてしまっているんだろう。
不思議に思ったのが夢に出てきたようだ。

枯れていてもまだ根は生きているから、倒れずにいた。森の中で一番弱弱しい存在だからこそ、一番エネルギーが集まっていたのかもしれない。「たすけて」とその木が発していたから、私はその木の存在に気が付いたのか。この世での入れ物(肉体)から離れようとしているので、エネルギー体が露わになっているのかもしれない。

枯れ木といえば「花咲か爺さん」。調べてみると、この民話には、「千手観音信仰」が裏にあるらしい。「千手観音の徳度は枯れ木にも花を咲かせるほど」と言い伝えられたらしい。

ただの例えにだろうけど、千手観音信仰から民話まで生まれるのは、それなりに引っかかる部分があったんだと想う。本当に枯れ木って枯れ木かと想っていたら葉を付けたりすることがある。完全に枯れてしまったら(木のバランスにもよるだろうけど)倒れてしまうので、倒れない限りは生きている。花を咲かせるのは難しいと想うけど。

枯れ木には何かしら力がある。力を感じさせる。それは昔から暗に伝えられていたのかもしれない。


扇松松 イラスト
この幹の部分に書き込んだ。でも葉ぶりが松ではなかった。


石と砂があった意味はよくわからない。扇の形は、樹木が葉を付けた枝を広げた様を表していると想う。
紙と木で作られているし。そこにいろいろ書き込むことで、護りにしたり攻撃したりできたんじゃないだろうか。平安貴族や陰陽師とかは。手紙代わりにも使っていたらしいし。

石・砂・扇(by枯木)は、呪術の道具だったかも・・・?


Boy.pngmj
顔は全然違うけど髪型だけ。顔がマイケルに似ていたのは、私が黒人の少年というのはマイケルしか知らないせいだろう。


とうとう黒人の赤ん坊が夢に出てきた。夜明け前に目覚めた黒人の赤ん坊は、この世界の養分の魂が目覚め始めているということか?テレビの白い画面を見つめてテクノロジーの終わりを見ている?少年の様子から、アフリカ系アメリカ人かもしれない。小奇麗な感じだった。誰だろうあの少年は・・・。

今アメリカ大陸は灼熱地獄らしい。このまま暑さが続くとしたら、熱帯耐性のDNAを持っているアフリカ系が有利なんじゃないだろうか。アメリカがアフリカのように熱くなったら、もしかしたら、彼らの魂の目覚めを促したりしない?デジャブが彼らに何かを気づかせたりしない?・・・なんて妄想・・・。

アフリカ系の人たちが自分たちの歴史を忘れているわけはないけれど、もっと深く、国や体制の存在を根本から覆すような可能性に目覚めるというか。「自由の国」とか唱って騙しているから、余計タチ悪いんだよね。差別しながらそう錯覚させる。日本と同じで、「平和な国」「よい国」と想わされていると、それを守らなければいけないと想ってしまう。繁栄している国であればあるほど、恩恵を受けていると想っているから。でもそれは自分たちの犠牲によって築かれたもの。そのことにどこまで気づけるだろうか。

なんとなく直射日光で枯れた公園の木と、干ばつが襲うアメリカのアフリカ系の魂が重なり合う。
生き物は死に瀕したとき、一番大きなエネルギーを発するんじゃないだろうか。

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